SSHで遠隔操作 |
クライアント機からサーバーを操作する際、Telnet は平文でデータを送受信するため、セキュリティー上好ましくありません。
しかし、SSHでは通信内容を暗号化しているため、セキュリティが確保できます。
ここでは標準でインストールされているOpenSSHを利用して構築します。
SSHの設定 |
エディタで /etc/ssh/sshd_config を開き、編集して行きます。(項目が無い場合は追加してください)
PermitRootLogin no ← rootでのログインを禁止 PasswordAuthentication no ←鍵方式のみログインを許可(noで鍵が必須) PermitEmptyPasswords no ← パスワードなしのログイン禁止 RhostsRSAAuthentication no ← rhosts-RSA認証を許可 ServerKeyBits 1024 ← 暗号強度を1024ビットにする AllowUsers yosi ← 例 ユーザーyosiのみ接続許可(不特定多数の接続の防止) ※ yosi の部分は例ですので、自分の環境に合わせてください 設定ができたら保存してください。 |
一般ユーザー Yosi だけが root になれるように設定 |
エディタで各ファイルを編集して保存してください。
@ /etc/login.defs
SU_WHEEL_ONLY yes を最後の行に追加
A /etc/group
wheel:x:10:root を wheel:x:10:root, yosi に書き換えます
(yosiの部分は例ですので各自の環境に合わせてください)
B /etc/pam.d/su
#auth required /lib/security/pam_wheel.so
use_uid の # を外して有効にする
SSHサーバー再起動 # /etc/rc.d/init.d/sshd restart sshdを停止中: [ OK ] sshdを起動中: [ OK ] OKが出れば正常に作動しています。 |
※ 外部(Win)からサーバーに接続するためには、当サイトの
PuTTY使用の場合又はTera Term Pro使用の場合を参照してください。
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