ここでは、Vine3標準のApache1.3系の基本設定をしていきます。
設定内容は、CGIとSSIと.htaccessを有効にします。
※ SSIと.htaccessの設定はオプションで各自の環境に合わせます。
Apacheの基本設定 |
Apacheの設定は /etc/httpd/conf にある httpd.conf の設定で行います。
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※ Options は有効にするサーバのオプションを指定します。 | |
All | MultiViewを除くすべて有効。 |
ExecCGI | CGIプログラムの実行許可。 |
FollowSymLink | シンボリックリンクに従う。 |
Includes | SSIの許可。 |
IncludesNoExec | SSI は許可、CGI の #Exec と #include は禁止。 |
Indexes | ディレクトリにアクセスがあった場合、にindex.html等のファイルがないと、 インデックスリストが自動作成され表示されます |
MultiViews | マルチビューのサーチを許可(例えば、.../Fileのリクエスト時に このファイルが存在しない場合、サーバは.../File.*をサーチ)。 |
None | すべて禁止。 |
※ AllowOverride は.htaccess のオプションです | |
All | ユーザーの.htaccess指定を優先利用する |
AuthConfig | ユーザー認証のコントロールコマンドのみ記述を許可 |
FileInfo | ドキュメントタイプ関係のコマンドのみ記述を許可 |
Indexes | ディレクトリインデックス関係のコマンドのみ記述を許可 |
Limit | ユーザーのアクセスコントロール関係のコマンドのみ記述を許可 |
Options | Optionsやディレクトリ設定関係のコマンドのみ記述を許可 |
None | ユーザーの.htaccessをを認めない |
ディレクトリのアクセス権変更 |
/home/httpd の所有権がデフォルトでは root になっている為FTPで接続できないので、
所有権を実際にアップロードするユーザー名とグループ名に変更します。
実際にFTPで接続するユーザーに/home/httpd/html の所有権を変更する # chown -R ユーザー名:グループ名 /home/httpd/html |
Perlコマンドを/usr/local/bin/perlでもアクセスできるように設定 |
Vine Linux の場合Perlコマンドは、#!/usr/bin/perlですが、/usr/local/bin/perlでもアクセスできるようにします。
# ln -s /usr/bin/perl /usr/local/bin/perl ← /usr/local/bin/perlから/usr/bin/perlへリンクをはる # whereis perl ← /usr/local/bin/perlが有るか確認 perl: /usr/bin/perl /usr/local/bin/perl /usr/share/man/man1/perl.1.gz |
Apache接続テスト |
これだけの設定でApacheはもう作動しています。
Lan 内からテストしてみる。
ブラウザから以下のURLで確認してください。
Lan 内のPCから確認 → http://192.168.11.2 (サーバー機のIP)
ダイナミックDNSやDiCE等の設定が終わっているなら取得したドメインでテストしてみる
この場合、外部からもちゃんと見れるかプロクシ等を利用してテストしてみるのもいいかもしれません。
この画像が出てくればApacheは正常に作動しています。
SSI の動作確認する |
SSI ファイルを以下の内容で作成
<html> <body> <pre> <!--#printenv --> </pre> </body> </html> |
適当なファイル名をつけ拡張子を .shtml にして保存して、ホームディレクトリ(ドキュメントルート)に保存してください。
ブラウザでアクセスして環境変数一覧が表示ざれれば、SSI は正常に作動してます。
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